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 | そして、七海は本番を迎えた…… |
 | 司会者 みなさまの知識を刺激する、本格いきものバラエティ。 今週のゲストは―― |
 | 司会者 ちょっと不思議な、お魚系アイドル! 浅利七海ちゃんです! |
 | 七海 こんばんは〜! みんなのいきものがかり、浅利七海れす〜! ふぃっしゅ! |
 | 司会者 本日は、いつもと趣向を変えているのですが……。 これは……すごいセットですね。 まるで海の中にいるみたいですよ。 |
 | 七海 このお魚は、オニキンメれす。 怖〜いお顔をして、誰を威嚇してるんれしょうね〜。 まぁ、深海は真っ暗れすけど。 |
 | 七海 オニキンメはこう見えて、キンメダイのお仲間さんなんれす。 ということは…… 煮付けにしたら、美味しいかもしれないれすね〜! |
 | 七海 甘辛いタレがじんわり染みて、 お口のなかで、身がほろほろこぼれていく……。 ふぁ〜、白いご飯がいくらでも入っちゃいそうれす〜♪ |
 | 事務所 |
 | ネネ 生き生きしてますね、七海ちゃん。 |
 | みく うーん……不思議にゃ……。 七海チャンのお話を聞いていると、 まるで美味しそうなもののように聞こえてくるのにゃ……。 |
 | 泉 どんな正確なデータよりも、心に響いてくるものがありますね。 |
 | 文香 ……はい。これが、七海さんの言葉、ですね。 |
 | 肇 何かに感動を受けることと、 誰かに感動を与えること。 入れる器は違っても、中の心は同じ……。 |
 | 晶葉 海洋学者ではなく――。 |
 | マキノ 学芸員でもなく――。 |
 | 美波 ええ。 七海ちゃんは、アイドルですもの! |
 | TVの中の七海 『――でも、いちばん美味しい、 とっておきの食べ方があるのれすよ。それは――』 |
 | TVの中の七海 『みんなで食べることれす! みんなもぜひ、大切な人といっしょに、 わいわい食べてほしいのれす!』 |
 | 葵 さあ、というわけで、みんなお待ちかね! あたしが腕によりをかけて作った、 お魚料理のフルコースっちゃ! |
 | 忍 おおっ!やったー! |
 | 伊吹 美味しそーっ! |
 | 葵 命をくれるお魚と、 テレビの向こうの七海ちゃんに、 お手を合わせて――。 |
 | 一同 いっただっきまーーす! |
 | みく って、なんでみくの分まで用意してるのにゃー!? |
 | TVの中の七海 『えへへ♪ テレビの前の、みんなの笑顔が見えるのれす〜♪』 |
| (暗転) |
 | 『〇月×日。快晴。 お魚は、みんなを笑顔にしてくれます。 やっぱり、お魚は最高なのれす!』 |
 | (終了) |
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