マキノ・レポート -八神マキノまとめwiki- - ススメ!シンデレラロード(浅利七海編)5話
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そして、七海は本番を迎えた……
司会者
みなさまの知識を刺激する、本格いきものバラエティ。
今週のゲストは――
司会者
ちょっと不思議な、お魚系アイドル!
浅利七海ちゃんです!
七海
こんばんは〜!
みんなのいきものがかり、浅利七海れす〜!
ふぃっしゅ!
司会者
本日は、いつもと趣向を変えているのですが……。
これは……すごいセットですね。
まるで海の中にいるみたいですよ。
七海
このお魚は、オニキンメれす。
怖〜いお顔をして、誰を威嚇してるんれしょうね〜。
まぁ、深海は真っ暗れすけど。
七海
オニキンメはこう見えて、キンメダイのお仲間さんなんれす。
ということは……
煮付けにしたら、美味しいかもしれないれすね〜!
七海
甘辛いタレがじんわり染みて、
お口のなかで、身がほろほろこぼれていく……。
ふぁ〜、白いご飯がいくらでも入っちゃいそうれす〜♪
事務所
ネネ
生き生きしてますね、七海ちゃん。
みく
うーん……不思議にゃ……。
七海チャンのお話を聞いていると、
まるで美味しそうなもののように聞こえてくるのにゃ……。

どんな正確なデータよりも、心に響いてくるものがありますね。
文香
……はい。これが、七海さんの言葉、ですね。

何かに感動を受けることと、
誰かに感動を与えること。
入れる器は違っても、中の心は同じ……。
晶葉
海洋学者ではなく――。
マキノ
学芸員でもなく――。
美波
ええ。
七海ちゃんは、アイドルですもの!
TVの中の七海
『――でも、いちばん美味しい、
とっておきの食べ方があるのれすよ。それは――』
TVの中の七海
『みんなで食べることれす!
みんなもぜひ、大切な人といっしょに、
わいわい食べてほしいのれす!』

さあ、というわけで、みんなお待ちかね!
あたしが腕によりをかけて作った、
お魚料理のフルコースっちゃ!

おおっ!やったー!
伊吹
美味しそーっ!

命をくれるお魚と、
テレビの向こうの七海ちゃんに、
お手を合わせて――。
一同
いっただっきまーーす!
みく
って、なんでみくの分まで用意してるのにゃー!?
TVの中の七海
『えへへ♪
テレビの前の、みんなの笑顔が見えるのれす〜♪』
(暗転)
『〇月×日。快晴。
お魚は、みんなを笑顔にしてくれます。
やっぱり、お魚は最高なのれす!』
(終了)